ボスニア“幻ゴール”に泣く 「審判も家に帰るべき」

[ 2014年6月23日 05:30 ]

ナイジェリア戦で、ヘディングでゴールを狙うボスニア・ヘルツェゴビナ代表ジェコ(左)(AP)

W杯1次リーグF組 ボスニア・ヘルツェゴビナ0―1ナイジェリア

(6月21日 クイアバ)
 後半ロスタイムにエースFWジェコが放ったヘディングシュートはGKの正面を突いた。さらに、左足で繰り出したシュートもGKに当たってから左ポストに阻まれた。今大会唯一の初出場、ボスニア・ヘルツェゴビナは連敗で1次リーグ敗退が決定。スシッチ監督は「誰もが絶望的な気分で無言になった」と試合後のロッカールームの様子を口にした。

 不運という側面はあった。0―0の前半21分、ジェコが鋭い出足を見せネットを揺らしたが、オフサイド。再生映像ではオフサイドではないように見える微妙な判定だった。今季、所属するマンチェスターCを優勝に導いた大黒柱は「私たちは(敗退で)家に帰るが、試合結果を変えてしまった審判も家に帰るべきだ」と痛烈に批判した。

 90年代は悲惨な内戦で混乱。今年5月には大洪水で100万人以上が被災した。予選プレーオフで逃した前回大会から、ついにたどり着いた夢舞台だけに期待は大きかった。残るイラン戦でW杯初勝利を目指すが、指揮官は「我々よりナイジェリアの方が勝ちたい気持ちが強かったのだろう」と最後までショックを拭い去れない様子だった。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2014年6月23日のニュース