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W杯ギリシャ戦は33・6% 通勤と重なる…日本戦ワースト3位

[ 2014年6月23日 10:00 ]

出社前にワンセグで中継を見るサラリーマンたち(東京・新橋駅前喫煙所)

W杯1次リーグC組 日本0―0ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 サッカー日本代表のワールドカップ(W杯)ブラジル大会1次リーグ第2戦・ギリシャ戦を生中継した日本時間20日の日本テレビ(前6・40~9・15)の視聴率が33・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。

 通勤・通学時間と試合が重なり、数字は伸び悩んだ。日本時間未明の試合だった2006年6月22日(3・30)ブラジル戦(NHK総合)前半の22・8%、10年6月24日(3:00)デンマーク戦(日本テレビ系列)前半の30・5%に次ぐW杯日本戦ワースト3位となった。

 瞬間最高視聴率は午前7時29分、43・3%。前半28分、本田のフリーキックの後の場面だった。

 試合は、前半38分に相手が退場者を出して数的有利な状況に。しかし、主導権を握りながら、まさかのスコアレスドロー。ザッケローニ監督が先発から主軸の香川を外す“勝負手”も不発。パワープレーや交代枠を1枚残すなど、不可解な采配が目立った。

 また、日本がW杯に初出場したフランス大会(1998年)以来、通勤・通学時間と試合が重なった初のケース。オフィス街の東京・丸の内の丸ビルで行われたパブリックビューイング(PV)には、出勤前のサラリーマンが集結。また、サラリーマンが携帯電話のワンセグで試合経過を確認して歩く姿が都内各所で見られた。
 
 初戦・コートジボワール戦(日本時間15日、NHK総合)は前半(前9・45~10・59)42・6%、後半(前10・59~12・03)46・6%。瞬間最高視聴率は午前11時44分の50・8%だった。

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