×

香川 緊張感漂わせ「勝つしかない」麻也は「全身全霊で戦う」

[ 2014年6月19日 10:55 ]

試合会場で公式練習をする長谷部(手前)ら日本イレブン

W杯1次リーグC組 日本―ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグC組第2戦のギリシャ戦を前に18日、ナタルの試合会場で公式練習した日本代表の香川真司選手(マンチェスター・ユナイテッド)は「勝つしかない」と気持ちを奮い立たせた。日本は初戦の黒星で後がない状況で、選手の表情には緊張感が漂った。

 第1戦のコートジボワール戦でゴールを決めた本田圭佑選手(ACミラン)は、岡崎慎司選手(マインツ)らとパス交換しながら体をほぐした。岡崎選手は「自分たちの力を出せば結果はついてくる」と自らに言い聞かせるように語り、吉田麻也選手(サウサンプトン)は「全身全霊で戦わないといけない」と集中力を高めた。

 練習は試合時間とほぼ同じ時間帯に行われた。気温26・7度、湿度79%で、少し体を動かしただけで汗がにじむような蒸し暑さがピッチを覆った。ベテランの遠藤保仁選手(G大阪)は「暑いので相手の体力を奪う意味でもボール回しは重要になる」と冷静に試合運びを思い描いた。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2014年6月19日のニュース