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クロアチア4発圧勝で決勝Tへ望み カメルーン2連敗で1次L敗退

[ 2014年6月19日 08:49 ]

後半、チーム3点目を決めたクロアチアのFWマンジュキッチ(AP)

W杯1次リーグA組 クロアチア4―0カメルーン

(6月18日 マナウス)
 サッカー・ワールドカップ(W杯)第7日は18日(日本時間19日)、1次リーグが行われ、A組のクロアチア(FIFAランク18位)は4―0でカメルーン(同56位)に圧勝して1勝1敗で勝ち点3とし、決勝トーナメント進出へ望みをつないだ。カメルーンは2連敗で2大会連続の1次リーグ敗退が決定した。

 クロアチアはエースのマンジュキッチ(バイエルンM)が出場停止から復帰。右膝を痛めているカメルーンのFWエトオ(チェルシー)はベンチスタートとなった。

 序盤はカメルーンが右サイドから積極的に仕掛けて主導権を握ったが、クロアチアはファーストシュートで先制点。前半11分、DFスルナ(シャフタル・ドネツク)の右クロスのこぼれ球をMFペリシッチ(ボルフスブルク)が拾って折り返し、FWオリッチ(ボルフスブルク)がファーサイドから左足で決めて1―0とリードを奪った。

 その後は両者攻め合う展開も、カメルーンは同40分、クロアチアのカウンターの場面でMFソング(バルセロナ)がマンジュキッチの背中を右腕で叩いてしまい一発レッドで退場。1点ビハインドの上、数的不利を強いられる苦しい展開となった。

 クロアチアは後半、10人のカメルーンを圧倒。3分にペリシッチがドリブル突破から左足で追加点を挙げると、16分には左CKからマンジュキッチがヘッドでW杯初ゴールを決めて3―0。28分にはFWエドゥアルド(シャフタル・ドネツク)のシュートのこぼれ球をマンジュキッチがファーサイドで押し込み、試合を決める4点目を奪った。

 クロアチアは23日(同24日)の第3戦で1次リーグ突破を懸けて勝ち点4のメキシコと対戦。敗退が決まったカメルーンはブラジルと1次リーグ最終戦を戦う。

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