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内田 守備戦術使い分ける「引く時間は絶対にある」

[ 2014年6月19日 05:30 ]

笑顔で練習する内田

W杯1次リーグC組 日本―ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 右サイドバック内田が守備戦術を使い分ける。前線からのプレスがはまらず、90分間を通して後手後手に回り逆転負けを喫したコートジボワール戦。「前から取りにいっても後ろがついていかないシーンがあった」と振り返った上で、「(後ろに)引くのが悪いとは思われたくない。うまく使い分けができるようにしたい」と語った。

 フィールドプレーヤーがコンパクトにまとまり、高い位置からボールを奪いにいくのが、ザックジャパンの基本戦術。軸はそのままに、時には形を崩す重要性を内田は感じている。「試合の中で引く時間というのは絶対にあるし、前から行くのとうまく使い分けたい。それを選手で表現できるのが(チームの)力なのかなと思う」と口にした。

 コートジボワール戦では昨年10月11日の親善試合セルビア戦以来となるフル出場。右太腿の肉離れ、腱断裂からの完全復活を印象づけた。取材対応では報道陣に対して「みんな元気なくないすか?」と明るく振る舞った背番号2。所属するシャルケで欧州CLなど修羅場をくぐってきた。大一番でも最終ラインを支える。

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2014年6月19日のニュース