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サンパウロで300キロ超の大渋滞 ペレ氏、ブラジル戦前半見逃す

[ 2014年6月18日 11:39 ]

<ブラジル・メキシコ>前半、ボールをキープするネイマール(AP)

W杯ブラジル大会1次リーグA組 ブラジル0―0メキシコ

(6月17日 フォルタレザ)
 サッカー・ワールドカップ(W杯)開催中のブラジル最大都市サンパウロで17日、ブラジル対メキシコ戦をテレビ観戦しようと帰宅を急ぐ車列が渋滞を起こし、過去最大級の計300キロ超の長さとなった。地元メディアが伝えた。

 サッカー王国ブラジルでは、W杯開催に反対するデモが頻発する一方で、代表チームを応援する国民の盛り上がりも日増しに高まっている。

 ブラジル代表を過去3回W杯優勝に導いた「サッカーの王様」ペレ氏は渋滞にはまって、試合前半を見逃したという。一方、試合開始後は、主要道路にほとんど車がいなくなった。

 試合は17日午後4時(日本時間18日午前4時)開始。この日は開催地フォルタレザが祝日となったほか、多くの都市で学校が休校し、午前中のみ営業した企業や商店が多かった。

 W杯開幕戦もブラジル戦だったが、開催地のサンパウロは祝日となったため、大きな渋滞はなかった。サンパウロではW杯開幕前の6日に起きた地下鉄のストライキにより、市内の渋滞は約200キロに達したが、ブラジル戦の日の方が長くなった。(共同)

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2014年6月18日のニュース