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W杯初出場へ貢献 オシム氏 今も母国での影響力絶大

[ 2014年6月11日 10:38 ]

スポニチ本紙のインタビューに答えるオシム氏
Photo By スポニチ

オシム氏に独占インタビュー

 オシム氏は内戦終了後も民族問題などで3つに分裂していたボスニア・ヘルツェゴビナ・サッカー協会の正常化委員会委員長に11年に就任し、協会統一を実現したうえ、同国代表は今回のW杯で初出場も果たした。誰もが「オシムさんのおかげ」と言う存在だが、現在は同協会にアドバイスをしながらテレビ出演などを行っている。

 07年11月に脳梗塞で倒れたこともあって、仕事はセーブしているが、それでも多忙。9日夜には地元テレビでW杯メンバーのFWイビセビッチらとサッカー番組に出演。大会へ向けて「1次リーグは突破してほしい」と、注文していたが、選手たちはまばたきもせずにオシム氏の発言に聞き入っていた。母国での影響力と存在感は今なお絶大だ。

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2014年6月11日のニュース