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札幌 選手に罵声を浴びせ観客に水をかけたサポーターを処分へ

[ 2014年6月4日 17:12 ]

5月31日の札幌―福岡で、後半ロスタイム、同点ゴールを決めて喜ぶ、札幌DFパウロン

 J2札幌は4日、5月31日に札幌厚別公園競技場で開催されたJ2第16節・福岡戦でサポーターによるトラブルがあり、入場禁止を含め、現在クラブ内で処分を検討していると発表した。

 試合終了後、出場選手全員がホーム側のゴール裏へ挨拶に行った際、札幌のサポーター1人により選手への罵声、観客に水をまく行為(女児に水がかかる)、ボトルを観客席に投げつけ、そのボトルが観客にあたる行為が発生。その直後に現場で運営担当が注意を呼びかけたが、そのサポーターは罵声を続けたという。なお、ボトルが当たった女児には怪我はなかったとしている。

 クラブは、「この違反行為は、クラブだけでなくJリーグ全体の信頼を損なうもで、誠に残念であり、遺憾であります」などと謝罪。「このような違反に対して、勝ち点のはく奪や無観客試合といった重大な制裁が科される場合もございます。サポーターの皆様におかれましては、今一度、禁止行為についてご確認いただき、観戦ルールの順守をお願い申し上げます」と呼びかけるとともに、「違反者の特定はできており、現在本人と連絡をとり入場禁止を含めクラブ内で検討し処分等を進めております」としている。

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2014年6月4日のニュース