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ザック監督、コスタリカ戦で1トップ最終テスト…候補は3人

[ 2014年6月2日 05:30 ]

日本代表のザッケローニ監督(左)に、クリアウォーターのクリテゴス市長からカギがプレゼントされる

 日本代表のザッケローニ監督(61)が、照準を絞る14日のW杯初戦コートジボワール戦に向け、6日(日本時間7日)のザンビア戦にベスト布陣で臨む方針を持っていることが分かった。2日(同3日)のコスタリカ戦に向けた公式会見で、同戦は5月27日のキプロス戦同様、「体の切れより判断力といった頭の切れが重要」と強調。「一番の目的は選手の出場時間を増やすこと」と話した。

 キプロス戦ではケガから復帰したばかりの長谷部、内田、吉田は45分の出場にとどまったが、コスタリカ戦では出場時間を増やすことが予想される。香川、本田に関しても「クラブでプレー時間が少なかった」とキプロス戦同様に長い時間起用する方針だ。その上で選手の状態を見極め、コートジボワール戦の8日前となるザンビア戦は、本番を見据えたメンバーで試合に臨む。

 大久保の存在で競争が激化している1トップに関しても、指揮官はコスタリカ戦で再テストする方針。指揮官は「岡崎を含めれば4人、1トップでできる選手がいる。前回大会でプレーした本田も望めばプレーできる。でも今のところ1トップの可能性が高いのは柿谷、大迫、大久保だ」と話した。チームメートとの連係も含め、コスタリカ戦で3人の状態を徹底的にチェックする予定だ。

 指揮官はクリアウオーターでの合宿について「良い練習ができている。ここで、ブラジルのレシフェ、ナタルの高温多湿の気候に慣れる必要がある」と話した。コスタリカ戦では高温多湿の気候に適応できているかも試されることになる。

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2014年6月2日のニュース