巨神ギリシャ完封！Ｃ・ロナウド不在のポルトガルとドロー

ポルトガル戦でナニ（右）と競り合うギリシャ代表ＭＦフェトファツィディス（ＡＰ）

国際親善試合 ギリシャ０―０ポルトガル

（5月31日）
　日本とＷ杯１次リーグ第２戦（１９日）で対戦するギリシャが敵地でポルトガルと対戦し、持ち味の堅守を生かして０―０で引き分けた。左太腿裏の筋肉を痛めているＣ・ロナウドらを欠いた相手に攻め込まれたものの、ベストメンバーのＤＦ陣が体を張り、ＧＫカルネジスも好セーブを見せて無失点。後半はさらに守備が安定し、見せ場がなかった攻撃でも途中出場のＭＦカラグニスやＭＦフェトファツィディスがチャンスをつくった。

　マイナス材料は、ＤＦパパスタソプロスがふくらはぎを痛めて前半４１分で交代したこと。サントス監督は「ケガが深刻でないことを願う」と心配したが、途中出場でセンターバックを務めたＤＦモラスは「ポルトガルと引き分けたのは心理的に良い影響がある。Ｗ杯へ向け、さらにハードに練習しないと」と話した。