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今夏移籍に弾みを!蛍は“長友式”で伊への道開く

[ 2014年6月2日 05:30 ]

手を使ったミニゲームで、大久保(左)からボールを奪う山口

日本代表 W杯事前合宿 

(6月1日 米国・クリアウォーター)
 “長友式”で成り上がる。豊富な運動量で定位置をつかみつつあるMF山口は、米合宿2日目の練習で精力的に汗を流した。手を使ったミニゲームではMF長谷部とダブルボランチを形成。疲れを見せずに動き回り、コンディションの良さをうかがわせた。

 国内組の新鋭ボランチにとって、W杯は自らの存在価値を証明する舞台でもある。「自分の名前を売るというのはある。ただ、それは日本が上にいくことに貢献できたら、自然とついてくるものだと思う」。4年前の南アフリカ大会では、カメルーン代表FWエトオらを封じたDF長友が、W杯後にFC東京からセリエAのチェゼーナへ移籍。セリエAのフィオレンティーナとアタランタが獲得に興味を示している山口だけに、ブラジルで輝くことができれば、先輩DFと同じように道が開ける可能性がある。

 運動量と守備力を持ち味としているが機を見た攻撃参加にも意欲的だ。「こういう舞台だからこそ、リスクを冒した方がいいのかなと思う」。W杯で攻守にハードワークするためにも、まずは今合宿で最高の状態をつくり上げる。

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2014年6月2日のニュース