日本代表「鉄の結束」強化！選手だけでのミーティング初開催

練習の合間に会話する日本代表イレブン

日本代表　Ｗ杯事前合宿　

（6月1日 米国・クリアウォーター）
　日本代表が「鉄の結束」を強めた。Ｗ杯メンバー決定後初の選手だけのミーティングが実施された。主将の長谷部は「みんなが同じ方向を向くため、一人一人何かあればそれを解決していこう」と呼びかけた。現在のチーム状況は悪くない。それでも岡崎が「勝ってるから良しとするのではなく、気になる部分は出して後悔のない準備をしたい」と意義を強調した。

　過去、選手ミーティングは分岐点となってきた。昨年１０月にはセルビア、ベラルーシに連敗後に実施。翌１１月には強豪ベルギーを撃破するなど、状況をＶ字回復させた。１０年５月、当時、親善試合に連敗していた岡田ジャパンはスイス合宿中、川口の音頭で実施。闘莉王が「俺たちは下手くそ。泥臭くやらないと」と訴えて意識を根底から変えた。「団結こそが日本の武器」と岡崎は言う。ザックジャパンが１段、ギアを上げた。