槙野 元気に送るゴール&メッセージ「浦和→ドイツ=ロシアW杯」

[ 2014年6月1日 16:45 ]

<浦和・名古屋>後半15分、チーム3点目のゴールを決めた浦和・槙野(中)はユニホームを脱いで原口(左)へのメッセージを披露する(右は梅崎)

ナビスコ杯予選リーグB組 浦和5―2名古屋

(6月1日 埼玉)
 浦和のDF槙野智章(27)がイエローカード覚悟のパフォーマンスで“友情の証(あかし)”を見せつけた。

 ナビスコ杯予選リーグ第7節で名古屋と対戦。2―1で迎えた後半15分だった。この試合を最後にドイツ1部リーグ、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンに完全移籍するFW原口元気(23)がゴール手前やや左から蹴ったFKを相手GKが弾くと、そのこぼれ球をゴール前に詰めていた槙野が左足で押し込み、3点目をもぎ取った。

 次の瞬間、槙野は即座にユニホームを脱ぐと、その下に着込んでいたノースリーブのシャツを真っ赤に染まったスタンドに向かって誇示。シャツの背中には原口の背番号「9」が、そして前面には「浦和→ドイツ=ロシアW杯 バイバイ泣き虫ゲンキ!!元気!!」とプリントされた文字が躍っていた。

 槙野、原口ともに今月開幕するワールドカップ(W杯)ブラジル大会の候補に挙がっていたが、残念ながらそろってメンバー外に。直後に原口は自身初となる海外移籍を決め、この試合を最後にドイツに渡る。ユニホームを脱いだ槙野にはルール通り、主審からイエローカードが提示されたが、チームメートを送るための儀式に槙野の顔は誇らしげ。槙野に抱きついた原口もうれしそうだった。

 「(FKは)俺に蹴らせてくれと言わんばかりの顔で寄って来たので、そこは譲りましたが、こぼれてくるだろうと思って詰めました。本人も夢だった欧州挑戦に向けた並々ならぬ思いで挑戦すると思うし、彼にとってこのチームは育ててもらったクラブ。浦和を経て日本を代表する選手になって欲しいと思っています」と槙野。4年後にロシアで行われる次回W杯では、2人そろってのメンバー入りを目指す。

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