コートジボワール守備の不安露呈…「全く違うチームにならないと」

[ 2014年6月1日 09:10 ]

<ボスニア・ヘルツェゴビナVSコートジボワール>後半、豪快にゴールを決めたジェコ(AP) 

親善試合 コートジボワール1-2ボスニア・ヘルツェゴビナ

(5月30日 米国・セントルイス)
 日本代表が1次リーグ初戦で対戦するコートジボワール代表は30日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表とテストマッチを行い、1―2で敗れた。控え組中心だったが主力も先発した守備陣が不安を露呈。FWエディン・ジェコ(28=マンチェスターC)に2得点を許した。タレントぞろいの攻撃陣は脅威だが不安定な守備陣はザックジャパンに付け入る隙を与えた。

 FIFAランク21位と日本の上を行くコートジボワールだが、守備の不安は相変わらずだった。相手のミスもあり2失点にとどまったが、パスミスや連係ミスで何度もピンチを招いた。ラムーシ監督は試合後「守備だけじゃない。ミスが多すぎた」と認め「初戦まであと2週間。早く修正しないといけない」と厳しい表情で振り返った。

 2日のW杯メンバー23人の発表に向け、指揮官は「出場機会の少ない選手をプレーさせる予定だった」と控え中心の布陣を組んだ。それでもセンターバックは最多キャップを誇るDFリーダーのゾコラ、アフリカ予選でレギュラーだったバンバがコンビを組んでプレー。チームをけん引する存在の2人だが逆にミス連発で足を引っ張った。

 前半17分、相手の右サイドバックからの逆サイドへのロングボール1本でDF陣が裏を取られた。シュートはGKが防いだが、こぼれ球に詰められず失点。後半8分にはボランチがつり出されたところにゾコラがマークを外したジェコに悠々と1トラップから右足で決められた。他にもミスでピンチを招くなど、4、5失点してもおかしくない不安定ぶりだった。28日にマラリアにかかったというDFコロ・トゥーレは試合後の取材エリアに姿を見せたが、不安は拭い去れていない。

 日本戦前最後のテストマッチとなる4日のエルサルバドル戦は「日本戦に出場するメンバーが中心」と明言したラムーシ監督だが「今夜と全く違うチームにならないと厳しい」と表情は険しい。日本がコートジボワールの強力な攻撃陣に耐えられれば、十分に勝機がありそうだ。

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