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G大阪・宇佐美 スーパーゴール連発「良かった頃に戻ってきている」

[ 2014年5月25日 05:30 ]

<G大阪・FC東京>後半、自身2点目のゴールを決め、看板を跳び越えサポーターのもとに向かうG大阪・宇佐美

ナビスコ杯予選リーグA組 G大阪3―1FC東京

(5月24日 万博)
 決勝トーナメント進出に王手だ。各地で予選6試合があり、G大阪は2試合ぶりに先発復帰したFW宇佐美貴史(22)の2ゴールなどでFC東京に3―1完勝。28日の仙台戦に引き分け以上で予選突破が決まる大きな勝ち点3を手にした。同組の神戸も清水に2―1で勝利。8強進出へ望みをつないだ。

 “至宝”が圧倒的な存在感を見せつけた。右太もも裏の違和感で、前節の鹿島戦を欠場したFW宇佐美が先制&決勝ゴール。17日のリーグ戦で0―3の完敗を喫した相手にリベンジを果たし、A組首位へと浮上させた。

 スーパーゴール2発が完全復活の証だ。前半16分、左サイドからドリブルで中に切れ込み右足一閃のミドル。「DFの足の角度とかも見えていたし、打てば入ると思った」。圧巻は後半8分の2点目。相手DF3人に囲まれた中で1人をかわし、ほぼノーモーションの右足で流し込んだ。難易度の高い得点にも「自分としては1点目の方がスーパーだと思う」とサラリ。「ボールを受けた瞬間ゴールまでイメージできた。こういう感覚は今季なかったし、良かった頃に戻ってきている」。左腓骨筋腱脱臼の重傷を乗り越えて本来の姿を取り戻した頼れるエースが、8強へと導く。

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2014年5月25日のニュース