大久保、6点取れ!W杯得点王・スキラッチ氏がエール

[ 2014年5月23日 08:04 ]

大久保にエールを送った元イタリア代表FWのスキラッチ氏

 90年W杯イタリア大会で得点王に輝いたイタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチ氏(49)が22日までにスポニチ本紙の独占インタビューに応じ、日本代表FW大久保嘉人(31=川崎F)にエールを送った。90年W杯で6得点し、イタリアの3位に貢献した男は大久保の姿を自身とダブらせ「彼も6点くらい取ってくれれば」と強調した。

 スキラッチ氏は89~90年シーズンにユベントスで15得点。代表歴1試合でメンバーに滑り込んだW杯ではビチーニ監督の下、控えから先発の座を勝ち取って得点王に輝いた。ザッケローニ監督は同氏に触れ「調子のいい選手を連れて行くのはいい影響がある」と話したことがあり、昨季J1得点王で今季も好調な大久保と姿が重なる。同氏は13日付のスポニチ1面で自身の名前が大久保と並んで見出しを飾ったことを知り「大久保が活躍したら俺はもっと日本で有名になるな」と笑った。

 24年前を振り返ったW杯得点王は「クラブでゴールを取っていたから自信はあった。でも代表では監督にプレーする姿をほとんど見てもらっていなかったからな。最後に拾われた身。練習から自分を見せるためのきっかけを探していたよ」とアピールの重要性を指摘。さらに「挑戦だった。何か作戦があったわけじゃない。ピッチでは考えるのではなく思い切ってプレーしよう。それだけを考えたよ」と強調した。

 大久保はW杯に向けて「サブでもいい」と漏らしたこともあるが、大事なのは貪欲なアピールと思い切り。「大久保はやってくれる。とにかく初戦。そこを取れれば大丈夫」。94~97年に磐田で活躍したスキラッチ氏は大久保の活躍を願った。

 ▽サルバトーレ・スキラッチ 1964年12月1日、イタリア・パレルモ生まれの49歳。90年W杯では大会直前の3月に代表デビュー。オーストリアとのW杯1次リーグ第1戦で途中出場から決勝点を挙げ、チェコスロバキアとの第3戦から先発。7戦6得点で得点王に輝き、3位に貢献。インテル・ミラノを経て94~97年は磐田でJ通算78戦56得点。99年に現役引退。代表16戦7得点。現役時代は1メートル71、72キロ。

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