岩清水「みんなのゴール」頭で決めたラストプレー決勝弾

[ 2014年5月23日 05:30 ]

女子アジアカップ準決勝の中国戦で、延長後半に決勝ゴールを決めた岩清水(中央)に抱きつく川澄(左)ら日本イレブン

女子アジア杯準決勝 日本2―1中国

(5月22日 ホーチミン)
 ラストプレーだった。1―1で迎えた延長後半ロスタイム。左CKのチャンス。宮間の蹴ったボールが弧を描いてファーポストへ。待っていたのは岩清水だ。1メートル62のDFは跳び上がって頭で叩き付けた。ネットが揺れると、チームメートが駆け寄ってきた。守備の職人が死闘に終止符を打った。

 「いいボールが来たので触っただけ。何度も下を向きかけたけど、味方が鼓舞してくれて頑張れた。みんなのゴールだと思う」と汗を拭った。120分間走り続け「しんどかった。最後でケリをつけられてうれしい」と安どの笑みを見せた。

 11年W杯ドイツ大会、12年ロンドン五輪でセンターバックのコンビを組んだ熊谷(リヨン)をクラブの事情で招集できなかった。代役は代表経験の少ない川村。2失点した初戦オーストラリア戦では連係ミスも出た。だが試合を重ねて改善し2戦連続無失点。この試合もPKによる失点はあったが、岩清水がカバーに回り、川村が相手にアプローチしてボールを奪取する場面が何度もあった。

 5大会ぶりに準決勝を突破。「ここ(準決勝)で勝てたことは評価できる」としながら「まだ決勝進出が決まっただけなので、次も勝ちたい」と前を見据えた。初優勝した10年広州アジア大会(中国)では決勝の北朝鮮戦(1―0)で決勝点を決めている。4年前と同じく初制覇が懸かるファイナルでも走り続ける。

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