バルサ新監督にルイス・エンリケ氏が決定　２年契約

バルセロナの新監督に就任することになったルイス・エンリケ氏

　バルセロナは１９日、次期監督にクラブＯＢでセルタ監督を退任したルイス・エンリケ氏（４４）に決定したと発表した。

　アンドニ・スビサレッタ・スポーツディレクターが明らかにしたもので、契約期間は２年間。２１日に就任会見を行う。

　ルイス・エンリケ氏はバルセロナなどで活躍し、スペイン代表としても０２年Ｗ杯日韓大会など６２試合に出場。現役引退後は１０年にバルセロナＢチームの監督に就任。チームを１年で２部に昇格させると、翌年にはリーグ戦３位に導いた。

　１１年夏にはローマ（イタリア）の指揮官に就任したが、リーグ戦７位に終わるとシーズン後に辞任。 今季はセルタを指揮、９位に終わっている。

　バルセロナは今季、０７～０８年シーズン以来６季ぶりの主要タイトル無冠が確定。故ビラノバ前監督から昨年７月にチームを引き継いだマルティノ監督は今季限りでの辞任を表明していた。