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Aマドリー 悲願の18季ぶりV!バルサとの最終決戦はドロー決着

[ 2014年5月18日 03:10 ]

バルセロナ戦で同点ゴールを決め喜びを爆発させるAマドリードのDFゴディン(左)

 リーガ・エスパニョーラは17日、優勝を争う首位アトレチコ・マドリードと2位バルセロナが最終節で激突。この試合の勝敗がタイトル獲得を左右するという大一番は、イエローカード9枚が飛び交う死闘の末、敵地で1―1と引き分けたAマドリードが18季ぶり10度目の優勝を決めた。

 試合はAマドリードに不運なアクシデントが襲う。前半16分にエースFWのジエゴ・コスタが負傷交代。さらに同23分にはMFアルダ・トゥランにもトラブル発生。ピッチを拳で殴りつけ悔しがるも、試合に復帰することは出来ずベンチに下がることになってしまった。

 すると同33分、MFセスクからのクロスボールをエリア中央でFWメッシが胸で落とし、走り込んだFWアレクシス・サンチェスが右足でダイレクトシュート。DFでゴールがほとんど隠れた状態だったが、ボール1個分しかないわずかの隙間を抜け鋭い弾道でネットへ突き刺さりバルセロナに待望の先制点が生まれた。

 前半だけで交代枠を2枚使い、1点ビハインドのまま折り返したAマドリードだったが、後半開始早々に右CKからDFゴディンが気迫のヘッド。思い切り叩きつけたボールがバルサゴールを襲い同点に追いつく。

 優勝への強い気持ちを見せるAマドリードは、このゴールで息を吹き返しイエロー覚悟の激しいディフェンスでチャンスを作らせず1―1のまま試合終了。試合中にエースを欠き先制を許すという逆境にもめげず見事に打ち勝った雄姿に対し、10万人に近いバルセロナサポーターからも賛辞の拍手が沸き起こった。

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