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なでしこ 2―2ドロー発進!2点ビハインドから執念

[ 2014年5月15日 00:08 ]

<日本・オーストラリア>後半、同点ゴールを決めた大儀見(17)と抱き合って喜ぶ川澄(中央)

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジア杯は14日、ベトナムのホーチミンで開幕し、7大会連続のW杯出場とアジア杯初優勝を目指す日本代表「なでしこジャパン」は1次リーグA組初戦で、2010年の前回大会覇者のオーストラリアと対戦。2点を追う展開から、FW大儀見優季の得点などで2-2に追いつくドロー発進となった。

 先発メンバーは8日の親善試合・ニュージーランド戦と同じで、MF川澄奈穂美、MF宮間あやらが名を連ね、エースの大儀見、MF澤穂希はベンチスタート。

 先制したのはオーストラリア。前半21分、中盤でボールを奪ったFWフォードが左サイドを駆け上がると、中央にやや切り替えして左足でシュート。ボールはゴール左隅に突き刺さった。

 決定機を作れない日本は同34分に大儀見を投入。同43分、DFを引き付けた宮間からのスルーパスを受けた大儀見が右足で合わせるなど、絶妙なコンビネーションが出始めるが、ゴールネットを揺らすことなく、前半を0-1で折り返した。

 後半19分、FWデバナのシュートで追加点を許すが、その7分後、川澄のクロスがオウンゴールを誘い1点差に。さらに同39分、川澄のセンタリングを大儀見が左足で合わせて同点に追いついた。

 アジア杯は8チームが参加し、5位までが来年のW杯出場権を獲得。日本は16日にベトナム、18日にヨルダンと対戦する。

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