香川や柿谷も!日本代表1番多い出身高校は通信制「ウィザス高」

[ 2014年5月13日 08:01 ]

日本代表 ブラジルW杯メンバー発表

 日本代表の23人を出身校別で見ると、FW香川真司、FW柿谷曜一朗、DF酒井宏樹を出したウィザス高が最多で3人。12年度から第一学院高に校名変更している。

 1大会に3人以上のOBが出場するのは、98年フランス大会の清水商高(4人、現清水桜が丘高)と東海大一高(3人、現東海大翔洋高)以来で16年ぶりとなった。

 ただ、当時の清水商などと違い、3人は同校のサッカー部には所属していない。第一学院は全国に62のキャンパスを持つ通信制高校。香川と柿谷は、セレッソ大阪のトップチームに昇格した06年から大阪・天王寺校で、酒井は柏にトップ登録された08年から柏校で学んだ。

 広報担当者は、同校の教育理念を「既存の教育枠にとらわれず、社会に貢献できる人づくり」と説明。プロフェッショナルを目指す若者が、さまざまな形で勉強できる方法を提案しているという。

 ネットやDVD教材などを活用し、通学は週3回程度。学校とクラブ側が調整し、クラブハウスに教師を招いて授業したこともあるという。同校は3人の選出を「全日制高校を卒業しなくても、世の中で活躍する人がいるというメッセージを若者に送れるのではないか」と喜んでいる。Jクラブとの提携を進めており、20人以上のJリーガーを輩出している。高校年代はJクラブの下部組織の台頭が進んでおり、同校が“一大勢力”となる可能性もある。

 ▽第一学院高 05年4月開校。本校は茨城県高萩市。旧校名はウィザス。構造改革特区の認定を受け、株式会社ウィザスが設立した広域通信校。普通コース、進学コースのほかスポーツコース、芸能事務所のワタナベエンターテインメントと提携した芸能エンタメコースなども。通学型のコースもある。平成24年度の卒業者は2267人。本校にはサッカー部があり、茨城県の高校年代1部リーグ所属、11年高校選手権県大会準優勝。

 ≪酒井高も“両立”≫DF酒井高徳も新潟ユースでプレーしながら通信制の開志学園高を卒業している。大分東明OBのFW清武弘嗣とGK西川周作は高校時代、大分U―18でプレー。同校のように、J下部組織の選手を積極的に受け入れる学校も多い。

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