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レアル、リーグ優勝遠のくドロー ロナウド負傷交代…欧州CL決勝も暗雲

[ 2014年5月8日 11:40 ]

<Rマドリード1―1バリャドリード>痛恨の引き分けに落胆するRマドリードのFWモラタ

 スペイン・リーガエスパニョーラは延期となってい第34節の1試合が行われ、3位レアル・マドリードはアウェーでバリャドリードと1―1で引き分けた。残り2試合で首位アトレチコ・マドリードとの勝ち点差は4で、逆転優勝の可能性は難しくなった。

 足の違和感を訴えたMFベイルを欠いたRマドリードは、前半9分エースのFWロナウドが負傷で交代するアクシデント。残留争いバリャドリードの堅守に苦しんだが、同19分Rマドリード400試合出場となったDFラモスがFKを決めて先制。しかし、終盤の後半40分CKからFWオソリオに頭で決められて失点。勝ち越しを目指して猛攻を仕掛けるが、得点を奪うことができずに試合は終了。

 2試合連続の引き分けで逆転優勝が厳しくなったラモスは「唯一のチャンスをみすみす逃してしまった」と落胆。決勝進出を決めている欧州チャンピオンズリーグを含めて過密日程が続き「フィジカル的に影響が出て来ている」と認めたが、「残留を争うチームの前では最後まで集中力を切らしてはいけなかった」と諦めなかったバリャドリードを称えた。

 アンチェロッティ監督も「後半25分までは試合をコントロールできたが、その後、コントロールを失い、自陣に押し込まれ、セットプレーから失点してしまった」と振り返った。逆転優勝は厳しくなったが「まだ数字的に可能性はある」と残り2試合に気持ちを切り換えた。

 Rマドリードは次節アウェーでセルタと対戦するが、首位Aマドリードがマラガ戦に勝利すると逆転優勝はなくなる。

 ▽リーガエスパニョーラ優勝争い ※カッコ内は勝ち点/試合数/得失点差
1位Aマドリード(88/36/+51)
2位バルセロナ(85/36/+67)
3位Rマドリード(84/36/+66)

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