石原 2発でACL先勝導く!ザック監督にも猛アピールだ

[ 2014年5月8日 05:30 ]

ウェスタンシドニー戦の後半、先制ゴールを決め、高萩(右)と喜ぶ広島・石原

ACL決勝トーナメント1回戦第1戦 広島3―1ウエスタン・シドニー

(5月7日 Eスタ)
 ACL決勝トーナメント1回戦第1戦が7日に行われ、広島はホームでウェスタン・シドニーに3―1で先勝した。日本代表候補のFW石原直樹(29)が2得点で貢献。川崎FはホームでFCソウルに2―3で逆転負けした。後半4分にFW大久保嘉人(31)の左クロスをFW小林悠(26)が頭で合わせて先制したが、2―2の終了間際に決勝弾を許した。敵地での第2戦は14日に行われる。

 日本代表候補の名に値する鋭い得点感覚だった。後半6分だ。広島の石原は右サイドから入ったクロスを右足ダイレクトで合わせ、正確にコントロールされたシュートをゴール左隅に突き刺して先制した。さらに20分には、こぼれ球に反応すると同時に相手GKの位置を見極めてワンタッチのループシュートを決めた。

 遅咲きの29歳は昨季初めてJリーグで2桁得点を挙げると今季も好調を維持。4月の日本代表候補合宿にも追加招集され、勢いに乗っている。本人は「何も意識はしてないですけどね」とW杯メンバー入りは頭にないが、相手ゴールに迫るプレーを見れば周囲は放っておかない。

 この日の2得点で示された高いシュート技術だけでなく、衰えを知らない運動量を生かして最前線で体を張り、守備でも存在感を発揮した。身体能力が高いオーストラリア人選手とも互角以上に渡り合った強じんなフィジカルも魅力だ。「さすがにきょうは(相手の身長が)高いと思ったけど、スピードだったり自分が優位なときは負けないとは思った」と胸を張った。

 チームとしても大きな1勝だった。初めて臨むアジアCL16強の舞台。過酷な連戦の中で、3日のJ1神戸戦から先発6人を入れ替えながらも、広島のスタイルを貫き通した。「まだ前半が終わったばかり」と14日に敵地で迎える第2戦へと視線を向けた森保監督も「勝利はポジティブな結果」と息をついた。日本勢に苦戦が続いた中、リーグ2連覇中の王者が、ようやくアジアの舞台で輝きだした。

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