×

本田 戦術変更で“ミラノダービー”まさかの不出場 

[ 2014年5月6日 05:30 ]

ベンチから厳しい表情でインテル・ミラノ戦を見守るACミランの本田(左)

セリエA第36節 ACミラン1―0インテル・ミラノ

(5月4日)
 ACミランの日本代表MF本田がまたしても逆風にさらされた。大きな注目が集まった長友所属のインテル・ミラノとの“ミラノダービー”でまさかの出番なし。試合後は、フラストレーションを発散するかのようにピッチで40分間のシャトルランをこなしたが、今後も出場機会が減少する可能性が出てきた。

 ガッリアーニ副会長の助言もあって、シードルフ監督はシステムを従来の4―2―3―1から4―3―1―2に変更。守備を重視した戦術が奏功し、リーグ戦では3季ぶりのダービー勝利につながった。指揮官は「コンパクトにまとまり、良いバランスを見つけた」と手応えを強調。次戦アタランタ戦でも同じシステムで臨む可能性は十分ある。リーグは残り2試合。その先にはW杯ブラジル大会が待ち受ける。出番が減少すれば試合勘にも響く。シーズン最後に厳しい状況が訪れた。 

続きを表示

2014年5月6日のニュース