元気　決勝点“演出”ザック御前で充実感あるプレー

＜浦和・横浜＞後半、浦和・原口が横浜・小椋（左）と競り合いながら攻め上がる

Ｊ１第１０節 浦和１―０横浜

（4月29日 埼玉）
　ザッケローニ監督の前で、日本代表候補のＭＦ原口が浦和の決勝点を“演出”した。０―０の後半１１分に左サイドを得意のドリブルで切り裂き、ＣＫをゲット。その左ＣＫを李が頭で押し込み、横浜からホーム８年ぶりの白星に貢献した。

　日本代表のメンバー入りを争う相手ＭＦ斎藤と直接対決。ハーフタイムには握手を交わし「学くんが“頑張れよ”と言いかけて“頑張れじゃねーや”と言っていた」と互いを意識していた。原口は前線から積極的にプレスを仕掛けるなど攻守に奮闘し、後半４０分に交代。「ザックさんが来ているからとかではなく、自分のプレーに集中できた」と充実感を漂わせた。