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富山、待望の今季初勝利で最下位脱出 中島は今季初ゴール

[ 2014年4月29日 16:46 ]

J2第10節 富山3―2松本

(4月29日 富山)
 富山が松本に3―2で勝ち、10戦目にして待望の今季初勝利をマークするとともに最下位から脱出した。

 前節4位と上位の松本に対して前半は0―0で折り返したが、後半は一転して打ち合いに。後半15分にU―21日本代表MF中島翔哉(19)の今季初ゴールで先制したのを皮切りに同26分に中国人DF高准翼(コ・ジュンイ=18)がJ初ゴール、同34分にはFW苔口卓也(28)が決めて一気に3点リードを奪った富山に対して、松本は後半38分、42分と立て続けに2点を決める必死の追い上げ。、だが、5分と長いロスタイムをしのいだ富山が、ようやく待望の今季初勝利をもぎ取った。

 前節は大分に0―3で大敗を喫し、JFLから昇格してきた讃岐に抜かれて最下位に転落して迎えた崖っ縁の1戦だっただけに、中島は勝利の瞬間、満面に笑みを浮かべ両手を突き上げ喜びを爆発。ヒーローインタビューになると冷静さを取り戻して「3点取れたけど、2点取られてヒヤヒヤさせてしまったので、次は3―0で勝てる試合をしたいと思います」と振り返り、「残り32試合あるので、すべての試合でゴールを決めようと思っているので、応援よろしくお願いします」とスタンドで声を限りに応援したサポーターに“最低でも33ゴール”を約束していた。

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2014年4月29日のニュース