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C大阪、杉本ロスタイム弾でドロー 柿谷は開幕10戦連続不発

[ 2014年4月29日 21:51 ]

<C大阪・大宮>後半、ゴール前フリーでシュートを放つも外し、ガックリの柿谷。左はGK・江角

J1第10節 C大阪1―1大宮

(4月29日 ヤンマー)
 C大阪のFW杉本健勇(21)が敗色濃厚の後半49分に同点弾を決めてチームに貴重な勝ち点1をもたらした。

 後半25分に先制点を許した直後の後半28分から途中出場。4分が掲示されたロスタイムも残り少なくなった後半49分、日本代表MF山口蛍(23)のロングパスに反応し、ペナルティーエリア内で左足をうまく合わせた。エースの日本代表FW柿谷曜一朗(24)がこの日もノーゴールに終わり、ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(34)も不発。苦しいチーム状況の中、ACLに続いて公式戦2試合連続で先発から外れた背番号20が3月15日の第3節・清水戦(ヤンマー)以来7試合ぶりとなる今季2ゴール目でチームを救った。

 それでも杉本は「2点ぐらい取れるチャンスがあったんで、すごい悔しいです」と笑顔はなく、「ずっと自分たちが主導権を握っていて、ボールを持つ時間も長かった。チャンスを決めきらないと失点するなという予想通りの展開だったので、途中で出る選手が重要になってくると思っていたが、引き分けなんで悔しい。その気持ちだけです」と厳しい表情。何度も「悔しい」と口にした12年ロンドン五輪代表FWは「しっかり準備して、次は勝ち点3が取れるようにしたい」と語気を強めた。

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