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エジル1G1A!アーセナル3連勝、欧州CL出場権へ前進

[ 2014年4月29日 11:45 ]

<アーセナル3―0ニューカッスル>激しく競り合うアーセナルのMFエジル(右)

プレミアリーグ第36節 アーセナル3―0ニューカッスル

(4月28日 ロンドン)
 イングランド・プレミアリーグ第36節の1試合が28日に行われ、4位アーセナルはホームでニューカッスルを3―0で下した。残り2試合で5位エバートンとの勝ち点差を4に広げたアーセナルは、次節にも欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏の4位以内が決まる。

 アーセナルは序盤からボールを支配すると、前半26分DFコシールニーのゴールで先制。同42分にはFWジルーの放ったシュートを相手GKが弾いたところに、MFエジルが押し込んで、前半を2点リードで折り返す。後半21分エジルのクロスにジルーが合わせて加点すると、ニューカッスルの反撃を許さずに完封勝利。

 ベンゲル監督はエバートンとの直接対決に敗れた後の3連勝に「難しい時期を経験した後の奮起を信じていた」とチームを称賛。復帰2戦目も1ゴール1アシストと活躍したエジルに対しては「一時期フィジカル面で苦しんだが、リフレッシュして戻ってきた。素晴らしいテクニックとインテリジェンスをもたらしてくれた」と賛辞を送った。

 アーセナルは5月3日エバートンがマンチェスター・シティーに敗れるか、4日ウェストブロミッチ戦に勝利すると、17シーズン連続で欧州CL出場権獲得が決まる。今季アーセナルに復帰した宮市は3月15日に行われた21歳以下のチームの試合で右太腿裏を負傷し、今季の出場が絶望視されている。

 ニューカッスルは7試合のベンチ入り禁止処分が明けたパーデュー監督がピッチから指揮するも、好守ともに一体感がなく6連敗を喫した。今季限りでの退団が濃厚な指揮官は「ファンの失望、怒りは理解できる。次節は勝たなければいけない」とホーム最終戦となるカーディフ戦に向けて、気持ちを切り換えた。

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