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神戸 2位に後退も…同点弾のマルキ「先につながっていく」

[ 2014年4月27日 05:30 ]

J1第9節 神戸2―2C大阪

(4月26日 ノエスタ)
 神戸は引き分けで勝ち点1を手にしたが、広島に勝った鹿島に抜かれて2位に後退した。課題も浮き彫りとなった。

 5バックのC大阪を崩そうとパスを回すものの、ミスの瞬間を狙われ逆に何度も鋭い速攻にさらされた。「守備で引かれてボールがうまく回らなかった。いい形でカウンターを受ける回数も多かった」。ここまでアイデアあふれるパスで攻撃陣を引っ張ってきた森岡も動くスペースを消され、持ち味も消えた。

 チームは今季、自分たちでボールを保持しながらゴールまで持ち込むポゼッションサッカーへとモデルチェンジをはかっている最中。守りを固めるセレッソの思うツボにはまり一時は逆転を許したように、今後も対戦チームが守備を固めてくる状況は増えてくるはず。「崩しきることは絶対に必要なこと」と背番号10は課題を口にした。

 ただ、劣勢でも負けないしぶとさが新生ヴィッセルの特徴だ。後半33分に同点PKを決めたマルキーニョスは「リーグ戦は勝ち点を積み重ねることが大事」と収穫も口にした。

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2014年4月27日のニュース