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熊本の44歳GK加藤 選手登録期間わずか1週間で抹消

[ 2014年4月25日 15:29 ]

 Jリーグは25日、登録選手の変更を発表し、J2熊本で7年ぶりに“現役復帰”していたGK加藤竜二(44)の選手登録が抹消された。

 熊本はGK登録選手3人で今季をスタートさせたが、今月に入ってから高卒新人GK永井建成(18)と正GKの畑実(25)とが相次いで故障離脱。畑が練習中に負傷した翌日の13日に行われた第7節・讃岐戦(うまスタ)は金井がプロ5年目にして緊急デビューを果たして急場をしのいだが、控えGK不在というピンチに18日にはGKコーチを務めていた加藤を7年ぶりに選手登録し、20日の第8節・山形戦(NDスタ)では加藤が控えGKとしてベンチに入っていた。

 その一方で、熊本は緊急補強にも動き、J1仙台からGKシュミット・ダニエル(22)を育成型期限付き移籍で獲得。2014年4月20日から5月19日までの1カ月間という異例の超短期レンタル移籍をまとめ上げ、この日は熊本ユースに所属するGK八木大政(16)の2種登録も完了。加藤の選手登録を続ける必要性がなくなった。

 加藤の44歳での選手登録は、FW三浦知良(J2横浜FC)の47歳、元J2札幌のFW中山雅史の45歳に次いで3番目の年長記録で、6年間のブランクを経ての選手登録は海外移籍などを除いてJリーグ史上最長となっていたが、「ベンチ入り1試合&出場なし」で再び選手登録を抹消されることととなった。加藤はGKコーチに復帰する。

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2014年4月25日のニュース