神戸　大入り必至のＣ大阪戦“リベンジ”で首位固めだ！

　大入り必至の注目カードを制して首位固めだ。神戸は２３日、次節２６日のホームＣ大阪戦（ノエスタ）に向けて西区の練習場で調整した。

　前節１９日のアウェー鹿島戦で４連勝を飾り、念願の首位に立ったものの、初タイトルを本気で目指す新生ヴィッセルには単なる通過点にすぎない。１９歳のＦＷ松村は「気持ちは全然変わっていないし、まだチャレンジャー」と平常心を強調した。チームの好調に加え、相手は話題のＣ大阪。当日は２万５０００人以上の観衆が見込まれ、ノエスタの最多記録に迫る勢いだ。安達監督はミーティングで「新しい歴史を作っていこう」と熱く呼びかけた。

　成長をはかる格好の一戦でもある。昨年１０月１３日の天皇杯３回戦では日本代表抜きの相手に０―４と完敗し、実力差を痛感させられた。「悔しかった」と今も苦い記憶として思い出すＤＦ岩波は「次は自信を持って臨みたい。コンディションはこっちの方がいいし、走って圧倒したい」とリベンジを誓った。大型補強と代表が揃う関西のライバルはＡＣＬのアウェー山東魯能戦から中２日での試合。首位の実力を見せつけ、しっかりと勝ち点３を奪う。