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GK不足の熊本、44歳現役復帰の次は1カ月の超短期間レンタル獲得

[ 2014年4月20日 21:22 ]

 J2熊本は20日、J1仙台からGKシュミット・ダニエル(22)が育成型期限付き移籍で加入すると発表した。移籍期間は2014年4月20日から5月19日までの1カ月間という、GK不足に泣く熊本の緊急事態に合わせた異例の超短期レンタルとなった。

 GK登録選手3人で今季をスタートさせた熊本は、高卒新人の永井建成(18)、正GKの畑実(25)が相次ぐ負傷で離脱。出場可能なGKが金井大樹(26)だけになり、18日には急きょGKコーチの加藤竜二(44)を7年ぶりに“現役復帰”させて選手登録したばかりだった。

 米国出身のシュミット・ダニエルは身長1メートル96、体重90キロの大型GKで、中央大から今季仙台に加入。ここまで公式戦出場はない。

 熊本を通じ、「この度、ベガルタ仙台から加入することになりましたシュミット・ダニエルです。1カ月という短い期間ですが、ロアッソ熊本という素晴らしいクラブの力となれるよう、精一杯頑張ります。サポーターの皆さん、応援よろしくお願いします」とコメント。

 仙台を通じては「この度、ロアッソ熊本に期限付き移籍することになりました。今季、加入してからサポーターの方々の温かいご声援のおかげでここまで頑張ってこれました。1カ月という短い期間ですが、ロアッソ熊本で試合に絡み、成長して仙台に戻ってきたいと思います。少しでいいので、仙台のサポーターからの応援を待ってます。よろしくお願いします」と談話を発表している。

 シュミット・ダニエルのレンタル期間が終了する1カ月後には、永井も畑も復帰できる見込みとなっている。

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2014年4月20日のニュース