長崎、劇的勝利で２位キープ！　０―１劣勢から後半43分、46分に得点で逆転勝利！

Ｊ２第８節 長崎２―１愛媛

（4月20日 長崎県立）
　Ｊ２第８節は２０日、各地で１１試合が行われ、長崎がホームで愛媛を相手に劇的な勝利を飾って６戦連続負けなしとし、２位をキープした。

　長崎の勢いを象徴するような劇的な勝利だった。０―１で迎えた後半４３分、ゴール右前からＭＦ石神直哉（２９）が得意の左足で直接ＦＫをゴールネット右上に突き刺して土壇場で同点に追いつくと、その３分後、ロスタイム突入後の４６分には右サイドで相手の不用意なパスをカットしたＭＦ山田晃平（２５）がドリブルで突破。山田のグラウンダーでのクロスに走り込んだ東浩史（２６）が２試合連続ゴールとなる今季３点目を右足でゴール左隅に決め、逆転勝利をものにした。

　途中出場で今季初ゴールを決めた石神は「僕が入ってから失点してしまったので、ここで決めないといけないと思った。すごくうれしかったですね」と端正な顔を崩しながら最高の笑顔。劇的な逆転弾を決めた東は「ちょっと頭が真っ白になった」とゴールの瞬間を振り返りながらも「すごくうれしかった」と笑顔を見せ、昨季まで４年間在籍した古巣・愛媛戦での一発に「愛媛には成長させてもらって感謝をしている。愛媛にゴールという形で恩返しができて良かったです」と胸を張った。