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パリSG、リーグ杯最多4度目V イブラ欠場もカバーニが2発

[ 2014年4月20日 16:34 ]

<パリSG2―1リヨン>リーグ杯優勝トロフィーを掲げる主将のDFチアゴ・シウバ

 フランス・リーグ杯は19日、決勝がパリで行われ、パリSGがリヨンを2―1で下し、6年ぶり同杯最多となる4度目の優勝を果たした。リーグ戦首位を快走しているパリSGは、23日ガイヤール戦にも2冠達成が決まる。

 右足負傷でエースFWイブラヒモビッチを欠いたパリSGだったが、序盤の前半4分DFマクスウェルが左サイドを突破すると、クロスにFWカバーニが合わせて先制。さらに同33分、MFルーカスがGKに倒されて獲得したPKをカバーニが決めてリードを広げる。

 前半はさらにカバーニが決定機をむかえるなど、ゴールに迫ったが追加点を奪えずに2点リードで折り返す。ところが、後半に入るとリヨンに押される展開となり、同11分FWラカゼッテにグラウンダーのミドルシュートを叩きこまれて、1点差に詰め寄られる。さらに攻勢を受けるが、DFチアゴ・シウバを中心に追加点を許さずに、逃げ切って栄冠を手にした。

 ブラン監督は「彼らは今夜の勝利に値していた」と選手たちを称賛。エースの欠場で右サイドから本来のポジションで2得点を奪ったカバーニは「勝って(欧州CL準々決勝敗退の)難しい時期から抜け出したかった。ゴールを決められて嬉しい。チームメートに感謝したい」と喜んだ。

 欧州チャンピオンズリーグを準々決勝で敗退しているパリSGは、2位モナコが20日ニース戦に敗れ、23日ガイヤール戦に勝利すると2冠達成となる。

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