苦しむ西野監督　泥沼の４連敗…楢崎、ケネディがまさかのミス

Ｊ１第８節 甲府２―０名古屋

（4月19日 中銀スタ）
　甲府はホームで名古屋を２―０で下してリーグ戦の連敗を２でストップ。今季２勝目で勝ち点を９とした。名古屋は４連敗で勝ち点９のまま。

　前半２７分、甲府はＭＦ福田の右ＣＫをＤＦ佐々木が頭で合わせて先制。後半３２分にはＭＦ阿部からパスを受けたＦＷクリスティアーノがグラウンダーのシュートを放つと、名古屋ＧＫ楢崎がファンブルするまさかのミス。すかさずＦＷ石原が右足を伸ばして押し込み、追加点を挙げた。

　ＤＦ陣に負傷者が相次ぐ名古屋は、１９歳のＤＦハーフナー・ニッキがＪ１初先発し、右ＳＢには元日本代表ＦＷ矢野を起用する苦しい布陣。セットプレーで再三チャンスをつくるも甲府の壁を破れず、後半４１分に獲得したＰＫはＦＷケネディがゴール右に大きく外して失敗。主力のミスが続き、西野監督は“信じられない”という表情で首を横に振った。

　甲府の複数得点は今季公式戦１１試合目で初めてとなった。