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リオの星だ!浦和・矢島初ゴール「点を決められて良かった」

[ 2014年4月17日 05:30 ]

<浦和・徳島>後半、ミドルシュートを決める矢島

ナビスコ杯予選リーグ 浦和4―3徳島

(4月16日 埼玉)
 6試合が行われ、B組の浦和は4―3でJ1昇格後初勝利を狙う徳島を振り切った。後半開始から出場したMF矢島慎也(20)が1―1の同5分に強烈なミドルシュートを決めて勝利に貢献。リオデジャネイロ五輪世代のスター候補生が、才能の片りんを見せた。

 思いの丈を右足に込めた。1―1の後半5分、途中出場の矢島が関口のパスをゴール右で冷静に受け、迷わずシュートを選択。低い弾道のシュートが右隅に突き刺さった。「良いパスをもらった。点を決められて良かった」。鋭いドリブルと思い切りのいいシュートが売りのアタッカーは手倉森監督が率いるU―21世代の主軸候補として期待されるが、今季リーグ戦出場はない。手倉森監督が同世代の選手たちにプレーで目立つことを求めたが「試合に出られていない。それ以前の問題」と悩んでいたが、渇望していた今季初ゴールでチームに勢いをつけ、両チーム計7発の打ち合いを制した。1点目を決めたFW阪野、決勝ゴールのDF浜田も生え抜き。ペドロヴィッチ監督は「若い選手が点を取ったことを前向きに捉えたい」と手応えを口にしていた。

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2014年4月17日のニュース