斎藤 逆転2発!全チーム同勝ち点 横浜逆転突破へ最終節決戦

[ 2014年4月16日 05:30 ]

<横浜・全北現代>後半、2点目となる勝ち越しゴールを決めた斎藤

ACL1次リーグG組 横浜2―1全北

(4月15日 横浜国際総合競技場)
 ACLは15日に各地で1次リーグ第5戦が行われ、G組の横浜は全北(韓国)と対戦し、2―1で勝った。前半を0―1で折り返したが、後半19、20分と日本代表MF斎藤学(24)が立て続けにゴールを決めて逆転した。同組は4チームが勝ち点7で並ぶ大混戦となり、22日の最終戦まで決勝トーナメント進出決定は持ち越しとなった。H組の川崎Fは敵地で貴州人和を1―0で下し、勝ち点9として同組2位に浮上した。

 “ハマのメッシ”が救った。0―1の後半19分、左サイドからのスローインを斎藤がダイレクトで右足シュート。ボールはバーに当たりゴールラインを割った。「ビックリした。試合前に(移動の)バスの中で海外のスーパーゴール集を見ていて、“打たないと入らない”と思った。それが頭に残っていたのかな」と、同点弾を振り返った。

 そのわずか1分後に再び斎藤だ。藤田のパスに反応しDFラインの裏へと走る。DFがボール処理をミスすると、それを持ち込み右足で落ち着いて流し込んだ。一気の逆転に右拳でガッツポーズを決めた。前夜、夕食をともにした中村主将は「飯をおごったら点を決める。せこい」と冗談めかしながらも、「学のスーパーシュートがなかったらズルズルいっていたかもしれない」と、頼れる後輩に脱帽した。

 W杯メンバー入りへも大きなアピールとなった。7~9日に行われた日本代表候補合宿では実力を十分に発揮できなかったが、復調を示した。視察した日本協会の原専務理事も「いいシュートだった。あれで流れが変わった」と絶賛。斎藤は「点を取れてアピールできたことは良かった」と、胸を張った。会場には昨オフにオファーを受けたボルフスブルク関係者も視察。海外移籍に向けても確かな存在感を見せた。ただ、3月23日に女優・篠原涼子似の一般女性と結婚してから初ゴールとなった話題になった時だけは「(夫人のサポートに)感謝しています」と照れながら語った。

 これでG組は4チームが勝ち点7で並んだが、得失点差で最下位の横浜は、最終節で勝利を挙げるしか決勝トーナメント進出への道はない。だが、斎藤は「どちらにしろ連勝するしかなかったので、状況は変わらない」と気負いはない。22日、敵地での広州恒大(中国)戦。逆転突破へ再び救世主となる。

 ▼横浜の決勝トーナメント進出条件 1次リーグ最終戦の広州恒大戦に○ならば無条件で進出。△の場合は敗退が決まる。全北―メルボルンV戦の勝敗がつけば広州と勝ち点8で並ぶものの、アウェーゴール規定がない直接対決の結果で再び並び、G組全体の得失点差で広州を上回ることができない。4チームが勝ち点8で並んだ場合も全体の得失点差で敗退する。

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