大宮　塚本アンバサダーがさいたま市内で接触事故

１２年２月、第６回東京マラソンで力走する塚本泰史氏

　Ｊ１大宮は１２日、塚本泰史アンバサダー（２８）の運転する乗用車が同日午後２時ごろ、埼玉県さいたま市の商業施設駐車場で歩行中の男性と接触する事故を起こしたと発表した。

　クラブによると、塚本アンバサダーは休日を利用して同施設を訪れ、バックで駐車しようとした際に車体左後方部分が歩行中の男性と接触した。男性は病院に搬送され、治療後に帰宅。後日改めて診断を受けることになっているという。塚本アンバサダーおよび同乗者にはけがはなかった。

　クラブは「クラブとして、交通事故の発生に対しまして深くお詫び申し上げます。 そしてクラブでは、本人に厳重注意をするとともに、選手・クラブスタッフへの注意喚起を行い、今後の再発防止に向けて交通安全の取り組みを徹底いたします」としている。

　塚本アンバサダーは浦和東高、駒沢大を経て２００８年に大宮入り。０９年には２１試合に出場（２得点）してチームの中心選手に成長した。だが、１０年シーズンはじめのメディカルチェックで骨肉腫が発覚。同年３月に人工関節を移植する手術が行われ、その後も抗がん治療を行い完治し、「もう一度ピッチに立つ」という目標のもと、リハビリを続けている。