広島３連勝で奪首！ＤＦ千葉が“神の毛”弾「切って良かった」

＜広島・ＦＣ東京＞後半35分、決勝のヘディングシュートを決める広島・千葉（中央左）

Ｊ１第７節 広島１―０ＦＣ東京

（4月12日 Ｅスタ）
　史上２チーム目の３連覇を目指す広島がホームでＦＣ東京を下し、５勝１分け１敗の勝ち点１６で前節の２位から単独首位に浮上した。

　０―０で迎えた後半３５分、ＭＦ高萩洋次郎（２７）の左ＣＫにＤＦ千葉和彦（２８）がニアで頭を合わせてゴール右隅に流し込む決勝ゴール。今季初の３連勝で、この日新潟に負けた鹿島を抜いて首位に躍り出た。

　昨年３月９日のＪ１第２節・新潟戦（東北電ス）以来１年１カ月ぶりの得点が値千金のゴールとなった千葉は試合後のヒーローインタビューに「やったぁ～い！」と超ハイテンションで登場。

　左手を挙げて場内の歓声に応えながら「いや～っ！髪の毛切って良かったです！！」と続けると、「髪の毛で前が邪魔だったのが、髪の毛切ってボールの軌道がよく見えましたぁ～！」とスッキリヘアとなってゴールと勝利と首位を呼び込んだ“神の毛”に感謝した。

　ＤＦとしては１―０で勝った開幕戦（対Ｃ大阪）以来６試合ぶりの無失点。「うれしいっす！」と喜んだ千葉は、「まだまだサポーターが足りないので、近所の人を連れて来て下さい！」とスタンドに集客を呼びかけ、最後まで“お祭り男”ぶりを発揮していた。