“海峡ダービー”だ！神戸　徳島戦へ「ガンガンいく」

　神戸は１１日、１２日の徳島戦（ノエスタ）に向け神戸市西区の練習場で調整した。明石と鳴門の２海峡を間に向かい合う都市の対決をクラブは“海峡ダービー”と命名。浸透度はいまひとつだが、昨年のＪ２での戦いは昇格を目指すライバル同士の熱戦となった。特に９月２２日のホーム・ユニバーでの対戦は２点を先取され、２倍以上のシュートを浴びながら２―３で勝利。安達監督が「奇跡の逆転勝利だった」と振り返るほどの大苦戦だった。

　しかし今回は、最下位の徳島に、３位という立場で臨む。ほぼ補強のなかった徳島に対し、神戸のスタメンは９人が入れ替わりスタイルも大幅に変わった。ＭＦ小川は「（昨年は）相手の勢いを感じたけど、今年は自分たちの方に勢いがある。立ち上がりからガンガンいく」と宣言。チームの進化をはかる、試金石の一戦となりそうだ。