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欧州CL4強組合せ決定! 超豪華対決バイエルンVSレアル

[ 2014年4月12日 05:30 ]

13年のバロンドールに輝いたRマドリードのCロナウド

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の組み合わせ抽選が11日、スイス・ニヨンで行われ昨季王者のバイエルン・ミュンヘンは、最多記録を更新する10度目の頂点を狙うレアル・マドリードとの対戦が決定。40季ぶりに準決勝進出を果たしたアトレチコ・マドリードは、2季ぶりの優勝を目指すチェルシーとの対戦となった。第1戦は22、23日、第2戦は29、30日に行われ、決勝は来月24日にポルトガル・リスボンで行われる。

 92~93年シーズンに欧州チャンピオンズ杯から移行後、初の連覇を狙うバイエルンMの準決勝の相手はRマドリードに決定。主将のドイツ代表DFラームが「トップ2チームの対戦。決勝戦に値する」と語ったようにビッグクラブの激突となった。対戦成績は11勝2分け7敗と勝ち越しており、準決勝では過去5度対戦して4度決勝に進出するなど相性はいい。2季前の準決勝でも2戦合計3―3からPK戦3―1で勝利。抽選にクラブを代表して登壇したOBで元西ドイツ代表MFのブライトナー氏からは「我々は欧州CLで初めて連覇する自信がある」と優勝宣言が飛び出した。

 各国代表がズラリとそろうスター軍団の対戦で、特に注目となるのがサイドアタッカーだ。バイエルンMのオランダ代表MFロッベンはマンチェスターUとの準々決勝第2戦で1得点1アシストを挙げるなど上り調子。そのロッベンと同サイドでマッチアップする形になりそうなのが、Rマドリードのポルトガル代表FWのC・ロナウド。13年の「FIFAバロンドール」に輝いた“世界一男”は今季、大会シーズン最多タイ記録の14得点を挙げている。左太腿負傷でドルトムントとの準々決勝第2戦は欠場したが、アンチェロッティ監督は「準決勝までには回復するだろう」と説明。2季前の準決勝でPK戦を失敗した相手にリベンジを狙う。

 自身3度目の欧州CL制覇を狙うグアルディオラ監督の采配も注目で、敵将のアンチェロッティ監督も「世界最高の指揮官の一人」と警戒する。リスボン行きを懸けた決戦はプレー、采配ともに見どころの多い2試合になる。

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