本田　セリエＡ初ゴール！“有言実行”１２試合目で決めた

ゴールを決めたＡＣミランの本田（右）は、カカーから祝福される

　ＡＣミランの日本代表ＭＦ本田圭佑（２７）が７日、アウェーで行われたジェノア戦に４試合連続で先発出場し、リーグ戦１２試合目で待望の初ゴールを決めた。試合は２―１でミランが勝ち３連勝。

　本田は右ＭＦでプレー。１―０で迎えた後半１１分、本田は、ターラブのスルーパスに反応し、ワンタッチで相手選手をかわしてゴール前へ。前に出てきたＧＫより一歩早くボールにタッチして浮き球のシュート。相手ＤＦがカバーに入るが、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

　本田はチームメートから祝福を受けると、シードルフ監督とも歓喜の抱擁。イタリアでの初ゴールを喜んだ。

　３日にはシードルフ監督の誕生会が同監督がオーナーの日本食レストランで行われ、本田も参加。カカーが自身のツイッターで「ホンダさん、スシの授業をありがとう」とつぶやくなど、仲間とのコミュニケーションも順調な様子を見せていた。

　また、５日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙では、単独インタビューに応じ「僕は近いうちにセリエＡでもゴールが挙げられると信じている」と自信を見せた本田だが、その直後の“有言実行”となった。

　本田はイタリア杯では１月１５日、２部のスペツィアとの５回戦で移籍後の公式戦初得点を決めている。