×

リトルなでしこ帰国 高倉監督「心一つに優勝できた」

[ 2014年4月7日 10:16 ]

W杯サッカー女子U―17で初優勝を果たし、笑顔で記者会見する高倉麻子監督

 サッカーのU―17(17歳以下)女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した日本代表「リトルなでしこ」がコスタリカから凱旋した7日、東京都内のホテルで記者会見し、女性監督として初めて年代別W杯で日本代表を率いた高倉監督は「私の力ではなく、選手たちの力。ベンチで見ていて頼もしかった」とたたえた。

 金メダルを首にかけた選手たちは100人を超す報道陣の前で踊りを披露する場面もあり、和気あいあいとしたムードだった。最優秀選手賞「ゴールデンボール」に輝いた主将の杉田(静岡・藤枝順心高)は「一試合一試合を全員でしっかり戦えた」と誇り、次点の「シルバーボール」を受賞した長谷川(日テレ)は「課題もたくさん出た。日々の練習で取り組んでいきたい」と話した。

 6戦全勝と圧倒した年代別世界一で2020年東京五輪に向けて弾みをつけ、団長を務めた日本サッカー協会の上田理事は何らかの報奨を贈る考えを示し「育成が順調にいっている」と手応えをのぞかせた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年4月7日のニュース