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浦和、今季リーグ戦でホーム初勝利 2発のFW李「確変に入った」

[ 2014年4月6日 21:11 ]

前半、ゴールを決めた李とハイタッチする浦和・原口(左)

J1第6節 浦和4―0仙台

(4月6日 埼玉)
 開幕直後から不祥事に揺れた浦和が“初ものづくし”で仙台に4―0と大勝し、リーグ戦における今季ホーム初勝利をマークした。

 前半40分、FW興梠慎三(27)のターンから出たボールをFW原口元気(22)が体勢を崩しながらのポストプレーでつなぎ、最後はFW李忠成(28)が左足で先制ゴール。李は2日のナビスコ杯予選リーグ・大宮戦(埼玉)でゴールを決めているが、リーグ戦ではこれがサウサンプトンから加入後初となるゴールで、勢いに乗った李は後半21分にもゴール。同26分にはMF宇賀神友弥(26)、35分にはMF鈴木啓太(32)がそれぞれ今季初ゴールを決め、大量4点をもぎ取った。

 浦和は3月8日の鳥栖戦(埼玉)で一部サポーターが人種差別的な横断幕を掲げたことでJリーグから制裁を受け、同23日の清水戦(埼玉)がJリーグ史上初となる無観客試合に。4月2日のナビスコ杯予選リーグ・大宮戦(埼玉)で事件後初めて観客を入れて試合を運営し、チームも2―1で勝ったが、その試合で先制ゴールを決めた李の公式戦2試合連続弾でもぎ取った勝利だった。

 リーグ戦初先発で結果を出した李はホームでの2発に「サイコーです!」とスマイル全開で、「この試合で点を取れば大きな波に乗れる。是が非でも取りたいと思っていた」と打ち明けると、ループで決めた2点目には「神が舞い下りました!」と絶叫。「やっと確変に入ったんで、次も決めます!」と威勢が良かった。

 

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2014年4月6日のニュース