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前福岡のDF尾亦が現役引退 FC東京普及部コーチ就任

[ 2014年4月3日 13:52 ]

 J2福岡は3日、昨季まで在籍していたDF尾亦弘友希(30)が現役を引退し、FC東京の普及部コーチに就任することが決定したと発表した。

 東京都出身の尾亦は、FC東京の下部組織で育ち、2002年にトップチーム昇格。その後、大宮、湘南、C大阪でもプレーし、12年からは福岡に在籍していた。通算成績はJ1が16試合0得点、J2が135試合0得点。昨季は19試合0得点だった。

 尾亦はクラブを通じ、「18歳でプロになりこれまで12年間、5チームに渡って多くの方々に本当にお世話になりました。監督、コーチ、スタッフ、チームメイトたち、そしてたくさんのファン・サポーターの方々に恵まれ素敵な12年間だったと思います。今、改めて皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と感謝の弁。

 「自分としてはまだまだ現役を続けたいという気持ちはありましたが、こうして第2の人生を歩き出す決断をしました。30歳という節目の年でもあり、自分自身30歳という年齢をひとつの目標にしていたこともあり、踏ん切りをつけるきっかけにもなりました」とし、「また、プロになる前からこれまで、多くの指導者の方々に大きな影響を受けてきました。そういう方々のおかげでサッカーを続けてこられたと思っています。今度は自分がプレーヤーから伝える側になりますが、正直、社会人1年目のような感じです。もちろんわからないこともいっぱいありますが、悩みながら少しずつ前に進んでいけるよう、これから頑張っていきたいと思っています」とコメントを発表している。

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2014年4月3日のニュース