新潟 小泉プロ初弾で執念ドロー!達也も5カ月ぶり弾

[ 2014年4月3日 05:30 ]

<新潟―名古屋>前半28分に今季初ゴールを決めた田中達(左)は右手を突き上げる

ナビスコ杯予選リーグB組 新潟3―3名古屋

(4月2日 デンカS)
 新潟はホームで名古屋と対戦し、3―3で引き分けた。前半17分にDF金珍洙(キムジンス=21)の先制ゴールで主導権を握ると、同29分にはCKからFW田中達也(31)の待望の今季初ゴールで2―0。後半に立て続けに3ゴールを決められて逆転を許したが、同44分に新人のMF小泉慶(18)がプロ初ゴールを決めて引き分けに持ち込んだ。
【試合結果 順位表】

 ルーキー小泉の思い切りのいい一撃が、逆転負けの屈辱からチームを救った。後半44分、中央でクリアを拾って前にパスを出すと、18歳はそのまま一直線にゴールに走った。加藤の絶妙の浮き球がDFの裏に落ちる。走り込んだ小泉が左足でゴール左上に突き刺した。

 武器は90分間、走り続けられるスタミナ。リーグ戦第5節のC大阪戦から4人を代えた先発の中に小泉はいた。ナビスコ杯第1節の徳島戦に続く先発に、強心臓で鳴るルーキーは「ビッグスワンに立ってゴールを決めたい」と話していたが、その通り、初のホームで強烈な印象を植え付けた。

 柳下監督が「大きな問題はなかった」と振り返った前半は、新潟ペースだった。17分にGK守田のロングフィードでMF岡本が競り勝ち、拾ったDF金珍洙(キムジンス)がニアを突く今季初ゴール。29分には右CKからFW田中達が、昨年11月10日のホーム大分戦以来5カ月ぶりとなる今季初ゴールを奪った。

 しかし、「油断、隙のある選手がかなりいた」と言う後半は、4分にDF闘莉王、6分にMF矢田に決められて同点に。15分には、MF小川にゴール正面から決められて逆転を許してしまう。急きょ、11分に田中達に代えてFW川又、同25分に岡本に代えてMF成岡を投入する事態となった。

 2点を先行しながら逆転負けしていたら、一つの黒星以上にダメージが残りそうな展開だった。その中で、積極的に走り回り、ゴール前にも顔を出し続けた小泉。柳下監督は「最後に、ゴール前まで走れる。メンタル、フィジカルが強い。戦える選手」と絶賛した。

 指揮官は小泉をボランチ、SHに加えて、SBでの起用も視野に置く。「試合に出られるのなら、どのポジションでも構わない」と話すルーキーがもたらした引き分け。失いかけた勝ち点3から取り戻した勝ち点1は、チームに大きな刺激を生みそうだ。

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