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本田 バロテッリFK弾“演出” 指揮官「献身的」と評価

[ 2014年3月28日 05:30 ]

フィオレンティーナ戦でのFKのチャンスにバロテッリ(右)と話すACミランの本田

セリエA ACミラン2―0フィオレンティーナ

(3月26日)
 ACミランの日本代表MF本田は26日、敵地フィオレンティーナ戦に2戦連続で先発し、右MFでフル出場した。負ければシードルフ監督の解任危機となる一戦だったが、後半19分には本田がゴール正面で得たFKをバロテッリが決めるなど2―0で快勝。公式戦6戦ぶり勝利に貢献した。

 試合後、本田は無言だったが、勝利の瞬間はガッツポーズを見せ、観客席にユニホームを投げ込んで喜びを表現した。2点目を決めたバロテッリは「俺は流れの中から決めたかったんだ。ただ(パスを)ちゃんと通してくれないんで本田には怒った」と言うが、試合後は両者とも抱擁するなど信頼関係は不変だ。

 本田は最後まで運動量が落ちず守備でも貢献。地元紙の採点も及第点が並び、ガゼッタ・デロ・スポルトは「時間の経過とともに目覚める」と報じた。シードルフ監督も「今夜は攻守に献身的なところもみせた」と評価。前節は起用法をめぐって“不協和音”も取り沙汰されたが、白星が何よりの良薬となったようだ。

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