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手倉森ジャパン 世界の強豪“いいとこ取り”ビデオで戦術お勉強

[ 2014年3月26日 05:30 ]

選手に指示を出すU―21代表の手倉森監督

 世界の強豪クラブをモデルに手倉森ジャパンがリオデジャネイロ五輪を目指す。U―21日本代表候補は25日、都内で合宿2日目を行った。前夜のミーティングでは選手に前線からのプレスや守備ブロック形成など攻守2パターンずつのビデオ映像を編集して見せ、戦術の落とし込みを図った。

 使用したのはバルセロナ、Rマドリード、アーセナル、ドルトムントなど。欧州CL常連のプレーを“いいとこ取り”した。雲の上の存在である世界的スターとは現状でレベルの差があるが、手倉森監督は「選手には“同じ人間だ”と伝えた。Jリーグに出ているというだけで満足してほしくないし、トップを知って、自分たちの立ち位置を知る。(トップになるために)どうアプローチするか。理想に近づけるように意識しなければ」と狙いを説明した。

 この日の午後は実戦形式の練習を行い、26日に行われるU―19日本代表候補との練習試合に備えた。新潟のFW鈴木は「(合宿は)短期間だが、100%努力していく」と意気込む。世界レベルのサッカーに少しでも近づいて五輪でメダルを獲得するために。1分、1秒も無駄にはできない。

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2014年3月26日のニュース