清水　８年目・長沢が初ゴール「目立つかなと思った」

＜浦和・清水＞前半１９分、ゴールを決め喜ぶ清水・長沢（手前左）

Ｊ１第４節 清水１―１浦和

（3月23日 埼玉）
　清水の長沢がプロ８年目でリーグ戦初ゴールを決めた。前半１９分にショートＣＫから左サイドの大前が中央へクロス。ファーで合わせた六平のシュートはＧＫに阻まれたが、こぼれ球を右足で押し込んだ。

　１９日のナビスコ杯・仙台戦に続く公式戦２戦連続得点で先制。注目された無観客試合での初ゴールに「こういう時に点を取れば目立つかなと思った。早めに取れて良かった」と振り返った。０７年に清水ユースからトップチームに昇格したが、０７～１０年は４年間通算でリーグ戦７試合無得点にとどまった。Ｊ２熊本、京都、松本と３年間の期限付き移籍を経て今季から４年ぶりに古巣に復帰。待望の一発も勝利には結びつかず、「勝ってサポーターに喜んでもらいたかったので残念」と肩を落としていた。