柿谷　赤い壁打ち破る！６連敗中の“天敵”撃破誓う

鹿島戦に向けて調整する（右から）山口と柿谷は笑顔を見せる

Ｊ１第４節 Ｃ大阪―鹿島

（3月23日 カシマ）
　Ｃ大阪は２２日、大阪市此花区で、２３日の鹿島戦（カシマ）に向けて実戦形式の練習やセットプレーなど約１時間半の最終調整を終え、空路で敵地へと向かった。

　無傷の３連勝で首位を走る鹿島は、ここ３年間のリーグ戦で６連敗中の“天敵”。しかし、紅白戦でもキレ味十分の動きを見せたＦＷ柿谷は自信の表情を浮かべる。「（マイナスの）イメージはないです。１つの対戦相手として尊重しながら、しっかりと戦いたい。勝って帰ってきます」とチームを３連勝に導くことを誓った。

　さらに、リーグ戦無失点の鹿島守備陣に対しても「ナビスコ杯では失点していますし、気にせずやりたい」と気負いはまったくなし。ＡＣＬでは３戦連発を記録しているものの、リーグ戦ではいまだノーゴールなだけに「リーグでも点を決められるように頑張りたい」と意気込んだ。

　「前で張るより相手が捕まえにくくなるから」と柿谷の１・５列目での起用を示唆したポポヴィッチ監督も「脅威になるプレーをしてほしい」と期待。エースのゴールで首位を叩いて、悲願の初タイトルへ前進する。